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2007.02.09
天体観測’2007
眠れぬ夜、amazonのサイトを見ていた。
和書、音楽、エレクトロニクスなど色々なカテゴリーの商品を。
最近、読書をしようと思っていた。
今の時代の作家の本も読みたいが、まず昔の作家の作品を読みたいなと。昔の作品を年代を追って読んでいくことで、日本文学がどのように変化していったかおおまかにつかみたい。
漱石あたりから遠藤周作、そして80年代、90年代の作家、と読んでいこうと思っている。
自分は高校の頃年間150冊本を読んでいた。今思うとたぶん何かにとりつかれていたんだと思う。
それが今では年に10冊も読まなくなってしまった。
高校の頃読んだものなんて全く覚えていない。
でもまあ、村上春樹の作品を沢山読んで色々考えたことは、今の自分の考え方に強くつながっていると思う。
まず全集ものが欲しいなと思ってamazonで検索してみた。
だいたい作家の全集というと全十七巻くらいあったりして読む気がなくなるのでなるべくまとまっているのが欲しいと思った。
検索すると、まさにぴったりな本が見つかった。
「ザ・漱石」「ザ・太宰治」「ザ・賢治」「ザ・龍之介」だ。
第三書簡というところから出ている本で、1冊に、その作家の生涯で発表した全作品が入っている。 すごくね?w
値段を見ると1冊2000円。 安すぎね?w
ってことでしょーーーーどう♪買い。
んで、今日ウチに届いた。
・・・うおっ!w
規模がでかいw
まず大きさ。辞書の大きさなんてものじゃなくて、「現代用語の基礎知識」レベルの大きさで、厚い。
そしてなりよりその中身がすごい。
ザ・漱石なんて1ページに50行の文章が5段重ねだw
それで字が豆のようにちっちゃい。この本を開くと正直度肝を抜かれる。
「おりゃっ!!」と全作品がこの一冊にぶち込まれている。
スケールのでかいものを手に入れてしまったよ。
長編「吾輩は猫である」が80ページに収まることからして凄いw
全767ページ。
半年じゅうにはこの4冊を全部読みきりたい。
というかこの4人の作家の全ての作品を制覇したい。
そしたらまた他の作家、海外の作家も読みたい。
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」、トルストイの長編いろいろ、カポーティの「冷血」、カミュ、カフカの小説なんて好きな食べ物を最後に残して置くようにわざわざ読んでなかった。
読まないまま今に至る。
よーし、これから全部まるごといただきまーす!!とう感じだ。
でも読書はハマるときりがなくなると思う。
あれも読みたいこれも読みたい、となって人生の大半を人の作品を読むことに費やしてしまう・・それはちょっと嫌だなあ。
気になる作家の気になる本を片っ端から読んでいったらどれくらい時間がかかるのか、そして、読んでどうなるのか。
時間を費やして読んでいろいろ考えて、何か学んだ気になれば満足なのか・・など読んでもいないのに空虚な気分になったり心配したりしているがw、とりあえずしばらく活字の世界に入り込もう。
夜空には星くずがつまっている。
昔の作家の本は夜空のようだ。今は亡き星の光。
現代の新しい紙に刻印された、当時の作家が一文字一文字選んで書いた文字。文字は並ぶことによって星座のように意味をなし、心に届く。
死せる人間の作品を読むというのは天体観測のようなものだ。
作者がいつ筆を取りいつ筆を置くか・・・
作品とは無限の可能性の中で生まれた偶然の産物だ。
それが今の時代まで残り続けてきた。
未だ読んだことのない作品は、閉ざされた扉の中、ずっと眠り続けている。それはそこにある。
その扉が開かれた時、私は何を見て、何を想うのだろう。
天体観測’2007 始動
和書、音楽、エレクトロニクスなど色々なカテゴリーの商品を。
最近、読書をしようと思っていた。
今の時代の作家の本も読みたいが、まず昔の作家の作品を読みたいなと。昔の作品を年代を追って読んでいくことで、日本文学がどのように変化していったかおおまかにつかみたい。
漱石あたりから遠藤周作、そして80年代、90年代の作家、と読んでいこうと思っている。
自分は高校の頃年間150冊本を読んでいた。今思うとたぶん何かにとりつかれていたんだと思う。
それが今では年に10冊も読まなくなってしまった。
高校の頃読んだものなんて全く覚えていない。
でもまあ、村上春樹の作品を沢山読んで色々考えたことは、今の自分の考え方に強くつながっていると思う。
まず全集ものが欲しいなと思ってamazonで検索してみた。
だいたい作家の全集というと全十七巻くらいあったりして読む気がなくなるのでなるべくまとまっているのが欲しいと思った。
検索すると、まさにぴったりな本が見つかった。
「ザ・漱石」「ザ・太宰治」「ザ・賢治」「ザ・龍之介」だ。
第三書簡というところから出ている本で、1冊に、その作家の生涯で発表した全作品が入っている。 すごくね?w
値段を見ると1冊2000円。 安すぎね?w
ってことでしょーーーーどう♪買い。
んで、今日ウチに届いた。
・・・うおっ!w
規模がでかいw
まず大きさ。辞書の大きさなんてものじゃなくて、「現代用語の基礎知識」レベルの大きさで、厚い。
そしてなりよりその中身がすごい。
ザ・漱石なんて1ページに50行の文章が5段重ねだw
それで字が豆のようにちっちゃい。この本を開くと正直度肝を抜かれる。
「おりゃっ!!」と全作品がこの一冊にぶち込まれている。
スケールのでかいものを手に入れてしまったよ。
長編「吾輩は猫である」が80ページに収まることからして凄いw
全767ページ。
半年じゅうにはこの4冊を全部読みきりたい。
というかこの4人の作家の全ての作品を制覇したい。
そしたらまた他の作家、海外の作家も読みたい。
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」、トルストイの長編いろいろ、カポーティの「冷血」、カミュ、カフカの小説なんて好きな食べ物を最後に残して置くようにわざわざ読んでなかった。
読まないまま今に至る。
よーし、これから全部まるごといただきまーす!!とう感じだ。
でも読書はハマるときりがなくなると思う。
あれも読みたいこれも読みたい、となって人生の大半を人の作品を読むことに費やしてしまう・・それはちょっと嫌だなあ。
気になる作家の気になる本を片っ端から読んでいったらどれくらい時間がかかるのか、そして、読んでどうなるのか。
時間を費やして読んでいろいろ考えて、何か学んだ気になれば満足なのか・・など読んでもいないのに空虚な気分になったり心配したりしているがw、とりあえずしばらく活字の世界に入り込もう。
夜空には星くずがつまっている。
昔の作家の本は夜空のようだ。今は亡き星の光。
現代の新しい紙に刻印された、当時の作家が一文字一文字選んで書いた文字。文字は並ぶことによって星座のように意味をなし、心に届く。
死せる人間の作品を読むというのは天体観測のようなものだ。
作者がいつ筆を取りいつ筆を置くか・・・
作品とは無限の可能性の中で生まれた偶然の産物だ。
それが今の時代まで残り続けてきた。
未だ読んだことのない作品は、閉ざされた扉の中、ずっと眠り続けている。それはそこにある。
その扉が開かれた時、私は何を見て、何を想うのだろう。
天体観測’2007 始動
2006.07.19
蛇にピアスにぼやき
「蛇にピアス」
何年か前に芥川賞に選ばれて話題になった作品だ。
その時はイメージから毛嫌いして読む気がしなくて読まなかったが、最近文庫化されて発売されていたので買って読んでみた。
まあ、やっぱり自分的にはあまりいいと思えない作品だ。
全然芥川賞を取るほどの作品ではないだろう。
村上龍はやけに絶賛していたが。
この小説は主人公の女、友達の男、そしてピアス屋のおっさんが主な登場人物だが、この3人がみんなアンダーグラウンド系の人間で、みんながみんな偏っているので話に広がりがない。
だいたいなんで舌にピアスをする気になるのか、
なんでたかがピアスをめぐる話を小説にする必要があるのか最後までさっぱりわからなかった。
そして主人公と男友達の微妙な恋愛関係だが、この男友達がわかりやすすぎる、絵に描いたような単純な性格な奴なので全く感情移入できなかった。
どこにでもいる、いかついけどちょっと優しい系。好感をもてない。
その男友達と喧嘩しながらも仲良くやってきた主人公。
最後に男友達が事件で死ぬ。
↓
主人公、悲しむ。
↓
読者(俺)、「だから何?」 (So,what?)
結局安っぽいケバい系の若い女の青春ストリーじゃないのか。
セカチューのグロヴァージョン!?
こういう女は自分の好みではない。
自分はもっと清らかでかわいらしく、ヒシアマゾンのような豪快な脚を使う牝馬が好みだ。(馬になっちゃった)
・・と、悪い面ばかりをあげたが、この小説の主人公の語り・・特に主人公達の会話のシーンでの話し相手の細かい描写、主人公の心理描写はうまいと思った。
この作品を読み始めてすぐ語りのうまさに気づいて、舌にピアスをするとういう変な女の話だが自然に話の中に入っていけた。
舌にピアスをする瞬間の描写などは画が浮かんでくるほどリアルに描けている。
ただ途中からこの作品自体に興味をなくしてしまい、主人公の心理に全く共感できなくなった。
ま、ピアスを扱った小説という珍しさと、19歳にしては語りの部分が秀凡だというのが評価されて芥川賞を受賞したのだろう。(勝手に解釈)
でもやっぱ舌にピアスするとか、わからんよ。
炊き立てのふっくらほかほかご飯がおいしく食べられないじゃないか。 最悪だよ。
おわり。
何年か前に芥川賞に選ばれて話題になった作品だ。
その時はイメージから毛嫌いして読む気がしなくて読まなかったが、最近文庫化されて発売されていたので買って読んでみた。
まあ、やっぱり自分的にはあまりいいと思えない作品だ。
全然芥川賞を取るほどの作品ではないだろう。
村上龍はやけに絶賛していたが。
この小説は主人公の女、友達の男、そしてピアス屋のおっさんが主な登場人物だが、この3人がみんなアンダーグラウンド系の人間で、みんながみんな偏っているので話に広がりがない。
だいたいなんで舌にピアスをする気になるのか、
なんでたかがピアスをめぐる話を小説にする必要があるのか最後までさっぱりわからなかった。
そして主人公と男友達の微妙な恋愛関係だが、この男友達がわかりやすすぎる、絵に描いたような単純な性格な奴なので全く感情移入できなかった。
どこにでもいる、いかついけどちょっと優しい系。好感をもてない。
その男友達と喧嘩しながらも仲良くやってきた主人公。
最後に男友達が事件で死ぬ。
↓
主人公、悲しむ。
↓
読者(俺)、「だから何?」 (So,what?)
結局安っぽいケバい系の若い女の青春ストリーじゃないのか。
セカチューのグロヴァージョン!?
こういう女は自分の好みではない。
自分はもっと清らかでかわいらしく、ヒシアマゾンのような豪快な脚を使う牝馬が好みだ。(馬になっちゃった)
・・と、悪い面ばかりをあげたが、この小説の主人公の語り・・特に主人公達の会話のシーンでの話し相手の細かい描写、主人公の心理描写はうまいと思った。
この作品を読み始めてすぐ語りのうまさに気づいて、舌にピアスをするとういう変な女の話だが自然に話の中に入っていけた。
舌にピアスをする瞬間の描写などは画が浮かんでくるほどリアルに描けている。
ただ途中からこの作品自体に興味をなくしてしまい、主人公の心理に全く共感できなくなった。
ま、ピアスを扱った小説という珍しさと、19歳にしては語りの部分が秀凡だというのが評価されて芥川賞を受賞したのだろう。(勝手に解釈)
でもやっぱ舌にピアスするとか、わからんよ。
炊き立てのふっくらほかほかご飯がおいしく食べられないじゃないか。 最悪だよ。
おわり。
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